松山市消防協会松山市消防協会

活動日記

第22回 全国女性消防団員活性化北海道大会

日時 平成28年6月3日(金)
場所 さっぽろ芸術文化の館(ニトリ文化ホール) 札幌市教育文化会館

大会テーマ 今こそ女性のチカラ!広がれ 女性消防団 北の大地から!!

 この大会は、全国の女性消防団員が一堂に集い、情報を交換し、交流することにより、消防団活動を一層活性化させ、地域防災力の向上に貢献することを目的に、毎年開催されています。
 今回、松山市消防団は井戸団長、青野総務部長、髙橋分団長ほか女性団員3名、随行職員1名の7名で参加しました。

北海道大会参加メンバー

 

はっぴーカバー君

みなさんこんにちは!
今回の報告は、大会に参加した
部長:加藤千晶
団員:室地勢智子・柴田由香里
以上3名の感想を交えお伝えするよ!
プログラムの中から、「活動事例発表」「火災予防啓発劇・仮装でアクションPR」を中心に作成しているので、最後まで見てね~♡♡♡

大会プログラム
10:00 開会式
10:45 活動事例発表
11:35 記念講演
12:25 昼食・休憩
13:30 火災予防啓発劇
    仮装でアクションPR
14:30 特別講演
15:30 閉会式
16:00 閉会

 

活動事例発表

札幌市北消防団(北海道)
~外国人向け応急手当教材の作成と応急手当講習の実施について~

【内容】
近年の国際化を受け、外国人への対応の必要性に目を向け、英語版の応急手当テキストを作成。大学生の協力も得てHPで見ることのできる応急手当動画に英語字幕を付けた。
年1回留学生向け講習会実施。
外国人向けの対応として三つの内容の発表。
【感想】
松山でも今まさに取り組み始めた内容でとても参考になりました。様々な環境の人に思いを寄せ、考えることのできる団員になるため、私も視野を広げて頑張ろうと思います。

 

南相馬市消防団(福島県)・福島市消防団(福島県)
~復興で繋がった女性消防団員のきづな~

【内容】
東日本大震災の実体験発表。津波などの被害状況写真を交え、自身も被災しながら団員としてできることを探し、復興のために福島市消防団員と繋がることで、女性ならではの活動ができたことなど、時には涙されながらの貴重な発表。
【感想】
私はテレビで津波の映像を見ると恐怖を感じます。今回実体験をお話頂いた方々は口にするのも辛いことを、私たちのために話してくださったことに感謝して、自分がもしもの時に行動できるよう勉強していきたいと思いました。

 

四日市市消防団(三重県)
~被災者への心の支援活動~

【内容】
東日本大震災への支援活動として、四日市市の中学生と一緒に、中学生にできる支援活動を話し合い支援活動を実施。中学生からは、お金がない・時間がない・手段がない、の意見。本消防団の学生班に石巻で被災し寄せ書きに励まされた経験を持つ団員がおり、共感した中学生も寄せ書きで支援活動を実施するに至った経緯を発表。
【感想】
こんな小さなことでもいいのかな?と思わず、どんなことでも行動してみることが大切だと思いました。それが人と人とを繋ぐ素敵なことだと思いました。

 

熊谷市消防団(埼玉県)
~竜巻被害・復旧活動支援を契機に・・・「開花したもの?」~

【内容】
平成25年9月の竜巻被害、消防団員としての意気を削がれ愕然とする被害の大きさを前に、後方支
援活動・がれき撤去作業を実施。心と体の限界を感じるも仲間との絆や連携により、消防団員として大きく
花開いた心情などの発表。
【感想】
仲間との絆や連携の大切さを感じました。
私は、人と人との繫がりを大切にするところから始めたいと思います。

 

女性消防団国際会議

赤羽消防団(東京都)
~女性消防団国際会議に参加して~

世界初の女性消防団国際会議が、世界8か国(カナダ・アメリカ・セルビア・スウェーデン・フィンランド・スロベニア・ロシア・日本)の参加で開催され、男性と同じ活動が求められる国、男性とは違うことを行っている国があり、お互いの現状を知ることができ、世界各国で女性団員加入促進・性別の壁など問題の共有、各国の繋がり強化の必要性などを感じた会議であった。
【感想】
私たちは今まで自分の地域を考えて活動してきたので、世界の話は大きすぎて困惑しましたが、国は違っても消防団活動を頑張っている人たちがいるという事実は、心強く印象に残りました。いや~世界は広いんですね~(*^_^*)

 

火災予防啓発劇

消化戦隊けすんじゃー

 

音更町消防団(北海道)
「消火戦隊 けすんじゃー」

以前は紙芝居や人形劇をしていたそうですが、屋外でも実施できるようにと、衣装など手作りして自分たちが「けすんじゃー」のヒーローになり幼稚園・老人ホームなどで年4・5回防火を呼びかけ公演しているそうです!
団員さんの動きも機敏で、楽しく見ているうち防火学習できる内容でした
ヽ(*´∀`)ノ

草津市消防団(滋賀県)
「ライ君とゆかいな仲間たち」~うちら仲よし消防団~

♡きゃりーぱみゅぱみゅ♡より華麗なコーディネートというコンセプトで、KFFLちんどん隊 消火座(笑華座)を結成し、消防関係のサイレンについて勉強することを中心に活動されていて、衣装などのインパクトと映像・音楽・視覚効果の合わせ技に引き込まれ、火災報知機のクイズの後に、火災報知機の説明・・・などの順序も素晴らしいなと感じる内容でした
(*゚▽゚*)

 

仮装でアクションPR

鳥取砂丘で熱中症

 

鳥取市消防団(鳥取県)
「鳥取砂丘で熱中症」

手作りのラクダと観光名所の取り合わせで、熱中症に注意!の呼びかけ、楽しく学べました!素敵でした♡
手作りラクダ2頭の運送費が高かった裏話に笑ってしまいました (^o^)

弟子屈消防団(北海道)
「安心してください!防火対策と救命」

お笑い芸人のネタを元に、火災報知機などを盛り込み注意を呼びかける内容。団長さんも登場し、会場は笑いの渦に!
この協力体制があってこそ、女性消防団員活性化に繋がるんだな~と感じました☆

 

善通寺市消防団(香川県)
「女性消防団」

大地震発生!日頃はそれぞれの生活がある団員、いざという時は集結し特技をいかし活動する内容。様々な職種や環境の団員で構成されている消防団を、分かりやすく紹介できていて、本当に感心しました!!

西都市消防団(宮崎県)
「さいとうさん家がえらいこっちゃ」
~安心してください、消防団がいますから~

天ぷら油から出火!炎の燃え上がる様子を赤のナイロンテープと体の動きで表現!対する消火活動は水色のナイロンテープ!
出火から消火まで曲に乗せて表現されていて、最後まで集中できる工夫に、感動 (*^_^*)

 

はっぴーカバー君

このほか、記念講演は
板東 元(ばんどう げん)さん(旭川市旭山動物園園長)
特別講演は
岡崎 朋美(おかざき ともみ)さん(元スピードスケート選手。都留文科大学特任教授)
貴重な話も聞くことができて、活性化大会は盛り上がったんだって!

 

展示コーナー説明

展示コーナー

展示コーナーの準備

 

参加団員感想

自分たちの展示では全国のみなさんから、活動の詳しい状況や展示の写真・コメントについての質問など熱心に聞いていただき、書き留めて帰られた方もいらっしゃいました。

ほかの消防団の展示は、色とりどりの折り紙を使っていたり、大きな活動服を作って展示していたりして、遠くから見ても目立っていたので、私たちももう少し工夫をすればよかったなと感じました。

 

次回「広島大会」

 

参加してみて❤❤❤

部長:加藤 千晶
「女性団員の活動だからと女性団員だけで動くのではなく、男性団員さんの力も借りて防災啓発など
連携していけば今以上に活動が広がるのではと感じました。」

団員:室地 勢智子
「女性団員数が4名と少ないところでも、自分たちにできることを探して、進んで行動する!見習わなければならないと思いました。」

団員:柴田 由香里
「他県の女性消防団員の方々がどのような活動をしているのか全然知らなかったので、今回参加して
発表や展示を通じて勉強になり、私ももっと色々なことに目を向け自分のできることを見つけられる
ようになりたいと思いました。」

 

はっぴーカバー君

参加されたみなさん!お疲れさま!

松山市消防団 女性分団!ファイト❤❤❤